ごく普通の日本の暮らしの面影が残る建物
隣接する十人町天満宮の境内にある梅の木の、見事な花の様やその芳香の評判の高さから名付けられたとされる梅香崎町。その梅香崎町の歴史ある商家であったことから梅香崎商店に、そして“花も実もある”という梅の慣用句が寄り沿う店名となりました。長崎の歴史を華やかに彩る洋館や中華街など異国のイメージが強いと思いますが、ごく普通の日本の暮らしももちろんありました。昔ここに住んでいた人は、どんな風に感じながら過ごしていたのかな、など思いを馳せながら過ごすことができます。
<市民の声> 梅香崎商店 Hana mo mi moスタッフ
ランタンが風情を添える古民家で、和の長崎を
築170余年、江戸時代末期に建てられ商家として使用されていた建物を、当時の姿を最大限に残し、活かすことをコンセプトにリノベーション。二階建ての古民家で、オーガニックコーヒーや旬の素材のスイーツやぜんざいなど、季節に合わせたメニューを味わうことができるカフェです。中国一色に染まるランタンフェスティバルの前に、思い切り和のテイストを味わうのもいいのでは? 唐人屋敷会場から徒歩3分ほどの場所にあります。通常は昼営業のみですが、ランタンフェスティバル期間中は週末限定で夜もオープン。この時期だけ軒先に吊るされるランタンが、趣のある古民家を柔らかな燈で照らし出し、さらに風情を添えます。
1. 商いと暮らしが共存していたので、中は予想より広い空間が広がっています。ここまで古い民家は、もうほとんど残っていないのだとか
2. ランタンフェスティバル期間中の装いです。昼の雰囲気もいい感じ
3. 夜になると、オレンジ色の燈が灯るランタン
4. リノベされた上質な雰囲気の中に古い家具やブラウン管の懐かしいテレビがノスタルジックな2階のカフェスペースは、のんびり外を眺めながら過ごすことができます
5. 冬時期だけのぜんざいで心も体もぽっかぽか。夏はアイスクリームが乗った冷やしぜんざいが登場
6. オーガニックにこだわったコーヒーは、優しい味わいが特長
7. 1階の入口から入ってすぐの場所にあるカフェカウンターから、一杯ごと淹れたてのコーヒーが運ばれてきます
8. テイクアウトもOKなので、気軽に立ち寄ることも!