和華蘭(わからん)文化を感じてみよう
和と洋と中華の文化が入り混じった、長崎独自の食文化や街並みなどを和華蘭文化と称するのですが、レストラン HAJIMEの建物も日本の古民家でありながら、以前は中華料亭として、現在はイタリアンレストランを兼ねたオーベルジュとして使用されています。ここで、長崎の和華蘭文化をぜひ感じてみてください。
<市民の声> レストラン HAJIMEシェフ
ランタンフェスの喧騒を抜け出して、古民家でしっとり大人のイタリアンランチ
2020年、惜しまれつつ閉業した中華料亭「陶々亭」が、梁や屋根など残せるものはそのままに改装を加え、2023年、レストランに宿泊施設を備えたオーベルジュに一新。施設内の「レストラン HAJIME」では、宿泊客以外も食事を楽しむことができます。シェフが、自ら長崎県内の納得のできる食材をかき集め、オーセンティックなイタリア料理にまとめあげた一皿はどれも極上。月ごとに内容が変わるランチは、値段の異なる二種類のコースから選択が可能です。ランタンフェスティバルの賑やかな夜を前に、ゆったり大人ランチを堪能しましょう。
1. 場所は、唐人屋敷会場から目と鼻の先。壁一面、蔓が覆った趣き十分の石畳を行きます
2. 歴史ある立派な建物は、明治時代(1908年)の建築。1949年以降は、中華料亭として広く愛されてきました
3. 中華料亭時代を伝える丸い円卓(4名〜利用時)。坪庭の景色も楽しめる一室
4. ランチコース一品目(先付)は定番の チョコレートガナッシュでサンドした「フォアグラのムース」
5. 長崎名産のカラスミが乗った「しまあじのサラダ仕立て 温泉卵とボッタルガ添え」
6. トップに玉ねぎのムースがかかった「太刀魚のフリット 大葉のジェノベーゼ」
7. 料理人の間でもほとんど知られていない幻の島原産羊を使用した「島原羊のチリコンカン コンキリオーニ」。パスタ・リゾット・ピッツァから選択が可
8. 「雲仙あかね豚のロースト 黒ニンニクのソース」。メインは豚肉・魚から選択。追加料金で壱岐牛や鴨に変更も可能
9. デザート以外は長崎県産の一流食材を使用。地元食材への誇りと敬意を感じます
10. 3部屋あるオーベルジュ。こちらは「主屋 OMOYA」の一室。広々とした室内と、風情ある縁側廊下
11. 一番人気だという「蔵 KURA」。3部屋の中で唯一ヒノキ風呂付き。隠れ家のような独特の雰囲気が漂います
レストラン HAJIME
〒850- 0908 長崎市十人町9-4(陶々亭内)
tel : 095-801-1626
営業時間 : ランチ11:30〜15:00(L.O. 14:00)/ ディナー17:30~21:00(最終受付 19:00)
定休日 : 火・水曜
※ランチ・ディナーとも予約制
web : https://www.tototei.jp/restaurant/