雨の日の夜散歩もオススメです!
雨の日は散策に不向き……なんて思っていませんか?長崎の坂は雨の日こそ美しい。特に雨の日の夜に訪れると、街灯が路面に反射してキラキラと輝く世界に驚くはず。おまけに、坂の名の由来となった、側溝を流れる雨音も楽しめます。
歩くなら、車が来ない小道が楽しい!風情あふれる石畳・どんどん坂で歴史探訪
異国情緒あふれる南山手地区の坂のまちをお散歩したら、グラバー通りの途中にあるどんどん坂へ。細い坂道の両側には、赤レンガ造りの「マリア園」をはじめとする古い建物が立ち並び、美しい石畳を歩いているだけで長崎の歴史と文化を感じられます。グラバー園や大浦天主堂からすぐの場所ながら、静かで落ち着いた雰囲気なので、とっておきの穴場散策が可能。雨水が「どんどん」と音を立て、スムーズに流れるようにと、坂の上部はU字、中部はV字、下部は矩形(くけい・四角形)で作られた技巧が光る側溝もチェック。小曽根乾堂通りと同じく、こちらも8/30(金)に公開される山田尚子監督のアニメーション映画『きみの色』のモデル地ともなっています。
1. 映画のモデルとなったツタが這う壁と街灯
1. 映画のモデルとなったツタが這う壁と街灯
2. ドンドン坂と手書きで書かれた字体も愛おしい
3. 坂の向こうに広がる長崎港と稲佐山
4. 坂は思いのほか急なので、のんびりと時間を楽しみながら歩いてみて
5. 周囲には赤レンガの建物や石積みアーチなど、写真におさめたくなるスポットが多数あります
6. 雨水が側溝を流れる様子も見どころのひとつ
7. 地域住民の方にとっては日常の風景