竹ン芸の若宮稲荷神社周辺散策

長い坂に疲れたら、休石やベンチでひと休憩! ここが長崎のふつう!市民のおすすめ

長い坂に疲れたら、休石やベンチでひと休憩

坂の町ならではの景観とも言える「休石(やすみいし)」。もともとは重い荷物を石に乗せて担ぎやすくするため使われていたそうですが、いまは腰掛けるためのものも。ほかにも、坂や階段の要所には休憩用のベンチが置かれているので、休みながら長崎の暮らしを感じられるはず。

若宮稲荷神社に行く際は、周辺観光も楽しんで

路面電車で行くなら新大工町電停で下車。徒歩5分ほどで、印象的な赤い鳥居が70数門連なるお稲荷さんらしい参道に入ります。200余段のなかなかにハードな石段を上れば、竹ン芸で有名な若宮稲荷神社へ到着。境内には、2009年亀山社中跡から移設された坂本龍馬像や、2022年に新設された坂本龍馬神社があり、さらに龍馬御守もゲットできるとあって、幕末ファンはたまらないスポットです。その先の、幕末志士たちゆかりの品が展示された長崎市亀山社中記念館も要チェック。

1. 1673年に社殿を創建したといわれる由緒あるお宮。民謡「長崎七不思議」にも歌われています

2. 幕末の志士たちが多く参詣したため「勤皇稲荷」とも呼ばれています。川にかかる石橋は
志士たちも渡ったであろう通称「龍馬橋」

3. 柱部分が円ではなく四角くなっている、全国的にも珍しい方形の鳥居。1822年に奉納され、1899年に移されたものだそう

4. 真っ赤な鳥居が連なる参道を一門ずつくぐって、厳粛な気持ちに

5. 九州初の坂本龍馬神社。高知県の「龍馬神社」より分霊した龍馬の御霊が祀られています

6. 龍馬にあやかり、夢が叶うとされる「龍馬御守」や「龍馬絵馬」も

7. 若宮稲荷神社敷地内には長崎らしい坂の町が広がる休憩スポットも

8. 坂の途中には、休憩のための休石が。坂とともにある長崎の暮らしを思いながら、ひと休憩

9. 日本初のカンパニー「亀山社中」。跡地にある建物を活用し、記念館として一般公開されています

10. 龍馬のブーツのレプリカなど貴重な品々が展示されており、幕末好きの方が全国から訪れます

11. 龍馬通りを降っていく途中は「坂の町」の風景の変化が美しい

12. 寺町通りに近づく龍馬通り下部では、金文字の墓石や花火(!!)や献杯(!?)のための広いスペースといった長崎らしいお墓が見られます

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若宮稲荷神社
〒850-0802 長崎市伊良林2-10-2
tel : 095-822-5270

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長崎市亀山社中記念館
〒850-0802 長崎市伊良林2-7-24
tel : 095-823-3400

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