スリル満点!1秒たりとも目が離せません!
高さ10メートルの竹の上で逆立ちや片足立ちなどの曲芸を行う様子は、見ているだけでハラハラドキドキ!揺れる竹の上で、命綱も安全マットもなしで奉納する演者の方から、一瞬たりとも目が離せません。
天空の舞台で魅了、竹ン芸で感じるスリルと伝統
もともと長崎くんちの演目として奉納されていたもので、現在は若宮稲荷神社で毎年10月14・15日の二日間で計5回公開される由緒ある伝統芸能行事。中国伝来の羅漢踊りが原型と言われ、白装束に狐面をつけた二人の若者が、約10メートルの竹の上で高度な曲芸を披露します。技の合間には餅まきや、クライマックスでは鶏を空中に放つ場面も。最後は、女狐が竹から滑り降り、男狐も竹を逆さに降り、奉納演舞が終了となります。国の選択無形民俗文化財および長崎市の無形民俗文化財に指定される、地域にとってなくてはならない大切なお祭りです。
1. 舞台は地上10メートルの、揺れる竹の上
2. 笛と締太鼓、三味線の伴奏と「よいしょ」の掛け声に合わせて曲芸を披露します
3. 若者二人の演技の前には、子狐と呼ばれる子どもが、低い方の竹に登り演じる一幕も
4. 横木が15本ある方がメダケ、2本だけのものがオダケと言い、ラストは雄狐がオダケを逆さに滑り降ります
5. 竹ン芸の日は大勢の観覧客が境内に
6. 写真ではわかりませんが実際はかなり揺れ動く竹の上で繰り広げられる曲芸に悲鳴が聞こえる場面も
7. 途中、縁起物の餅が撒かれ、最後は雄狐がニワトリを宙に放り投げます。捕まえた人には福が訪れるという言い伝えも