願掛けでめぐるロウソクも赤いです!
ランタンフェスティバルは、メイン会場の湊公園だけじゃなくて、市内中心部にいろんな会場があるんです。春節を祝いながら、その点と点を「さるいて(歩いて)」めぐるのが楽しみの一つですが、四堂巡りは、願いを叶えるためにめぐるイベント。雰囲気の違うそれぞれの建物や、ランタンやオブジェを見ながら長崎の夜を楽しんでください。そのあとのお酒は、より一層美味しいはず!
<市民の声> バー経営
ロウソクに願いを託してめぐる、灯りのスタンプラリー
ランタンフェスティバルで毎年実施されている体験型イベントに、会場の一つ、かつて中国商人(唐人)たちが滞在していた屋敷エリアで行われる「ロウソク祈願四堂巡り」があります。当時の唐人たちの「心のよりどころ」として建てられたという4つのお堂をめぐる“灯りのスタンプラリー”は、「土神堂」「天后堂」「観音堂」「福建会館」を巡り、それぞれのお堂に赤いロウソクを灯して祈ると、願いが叶うと言われています。参加費は500円で、参加者全員に記念品が進呈されます。
1. 赤いロウソクを手に唐人屋敷会場の4つのお堂をめぐり、願いを託すランタンフェスティバルの人気体験型イベント
2. 中国式の丸窓と屋根のフォルムが美しく、まるで竜宮城を思わせる土神堂
3. 凛とした空気感が心地よく流れる。土神堂は金運上昇のご利益があるのだとか
4. 海の安全を願うため、航海・漁業の女神・媽祖様を祀っている天后堂。レンガの異国情緒あふれる風合いも◎
5. 1737年に建てられたという観音堂は、レンガの質感・雰囲気に、思わずシャッターを切りたくなること間違いなしです
6. 火災被害によって1787年に再建されたという観音堂。入口のアーチ型の石門は唐人屋敷時代のものなのだとか
7. 観音堂には商売繁盛の神様「関帝」が祀られています。しっかりお祈りして、お仕事に還元しましょう!
8. 1868年に建設された福建会館天后堂は、四堂のうち最も新しいお堂。中国と和が融合したデザインが素敵です
9. 福建会館天后堂は、原爆被害で本館が倒壊。正門は天后堂などは現存していて、戦禍を乗り越えた赤レンガも間近で見ることができます
2025 長崎ランタンフェスティバルは1月29日(水)~2月12日(水)の開催予定
問い合わせ : 095-829-1193(長崎市文化観光部文化財課)
web : https://www.at-nagasaki.jp/event/51795