「夜景の街」長崎の美しい夜を満喫

2012年「夜景サミット2012」において「モナコ」「香港」とともに「世界新三大夜景都市（通称：世界新三大夜景）」に選ばれた長崎市。それから9年の時を経て2021年「世界夜景サミット in 長崎」においては「モナコ」「上海」「長崎市」の三都市が「世界新三大夜景都市」として再認定されました。
魅力ある夜景が楽しめることはもちろん、夜景観光への取り組みも検証項目としてあがる審査において上位を獲得した長崎市の夜景鑑賞スポットを紹介します。

「鍋冠山」から観る長崎市街地の立体的な夜景

稲佐山の対岸にある鍋冠山公園からの夜景は長崎で１、２を競う美しさ。女神大橋や港、長崎市街地の夜景を俯瞰ではなく側面から立体的に観ることができます。
グラバー園の第2ゲートから徒歩で約10分、24時間開放されている無料駐車場もあるためアクセスもよく、稲佐山ほどの混雑もないため2016年にリニューアルされたきれいな展望台からゆったりと夜景を楽しめます。

鍋冠山公園

COLUMN

豪華クルーズ客船とのコラボレーション

世界各国の豪華クルーズ客船も寄港する長崎港。照明に彩られたクルーズ客船が入港する日は夜景との幻想的なコラボレーションを観ることができます。

マジックアワーの夜景は「風頭公園」で

沈む夕日とマジックアワーの芸術的な夜景を見るなら「風頭公園」がおすすめ！夕焼けと青い空のグラデーション、長崎湾の海面に映る空、少しずつ灯る市街地の明かりの三重奏。日没前後のわずかな時間しか観ることのできない芸術的な夜景です。
長崎市亀山社中記念館や眼鏡橋などのスポットからも近いため夕方に観光とあわせて訪れてみてはいかがでしょうか。

風頭公園

COLUMN

坂本龍馬之像もライトアップ

風頭公園展望台から徒歩1分ほどの場所にある坂本龍馬之像からも長崎港を一望！夜には坂本龍馬之像がライトアップされ昼間とは違う神秘的な勇ましい姿を見ることができます。

坂本龍馬之像

新たな夜景観賞スポット「長崎県庁8階展望台」

2018年に新庁舎に移転した長崎県庁の8階にある展望台からは長崎港のオーシャンビューと夜景が一望！280平方メートルの広々とした展望台テラスは毎日21時まで無料開放。新たな夜景観光スポットとして注目されています。
県庁2階の野外テラスや周辺のベイエリアは24時間利用可能なので、海面に反射する高層マンションの明りなど、散策しながらの夜景鑑賞も楽しめます。

COLUMN

平日は県庁レストラン「シェ・デジマ」で夜景ごはん！

県庁の2階にあるコスパ最高の地産地消メニューが食べられるレストラン「シェ・デジマ」では食事をしながら夜景を楽しむことも。ただし、営業が平日の19時までなので、日が短い寒い季節限定になります！

ライトアップも楽しめる「グラバー園」からの夜景

長崎港を見渡せる丘の上にある「グラバー園」は夕日の鑑賞スポットとしても有名です。通常は18時閉園ですが夜間開園をおこなっている期間があり、このときはLEDライトが園内や洋館を彩りライトアップも楽しめます。長崎港からの距離も近く、ダイナミックに迫ってくるような夜景も観ることができ、一度で二度おいしい夜景スポットです！事前に夜間開園のスケジュールを確認してぜひ訪れてみてください。

まだまだある、夜のライトアップもきれいな観光スポット

長崎市のきれいな夜景は従来の街や建物の照明だけでは成り立ちません。長崎夜景景観整備事業として地域のランドマークとなる歴史的建造物や観光施設のライトアップ、回遊路の街路灯整備など、さまざまな取り組みによって磨かれた「夜の景観」のひとつひとつが輝きを放ち、それらすべてが折り重なって魅力的な夜景を描き出します。夜景スポットからでなく間近でも見てほしいライトアップされた長崎市の観光スポットを紹介します！