うらかみきょうかい 浦上教会
度重なる苦難を乗り越えた浦上信徒により築かれた教会
長崎市のキリシタンの聖地のひとつ浦上地区にあり、キリシタン弾圧の禁制をとかれ自由を得た信徒達によって建設が計画された浦上教会(浦上天主堂)。資金難の苦労を乗り越え1914年に東洋一を誇るレンガ造りのロマネスク様式大聖堂として献堂式があげられました。正面双塔にフランス製のアンジェラスの鐘が備えられましたが、そのわずか20年後の1945年、原爆により浦上教会は無惨にも少しの堂壁を残し壊滅、アンジェラスの鐘も鐘楼もろとも崩れ落ちました。
現在の建物は原爆投下から約14年後の1959年にコンクリートで再建されたのち、1980年にレンガタイルで改装し、当時の姿に似せて復元されました。周囲には被爆遺構の石像などが配され、今も原爆の爆風に耐えたもう一方のアンジェラスの鐘が時を告げています。
浦上教会内の信徒会館1階には原爆遺物展示室が設置されています。浦上教会の歴史や、被爆前後の写真を紹介したパネルのほか、信徒の家庭から寄贈された聖母像などが展示されています。
基本情報
住所 | 〒852-8112 長崎県長崎市本尾町1-79 |
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電話番号 | 095-844-1777 |
営業時間 | 【内覧時間】9:00~17:00 |
休日 | 無休 |
料金 | 拝観料無料(※献金箱にご寄附をお願いいたします。) |
交通アクセス | 長崎駅前バス停からバスで約15分、浦上天主堂前(またはカトリックセンター前)バス停下車徒歩約1分 長崎駅前から路面電車(赤迫行)で約13分、平和公園下車徒歩約8分 |
リンクURL | おらしょ(長崎と天草地方のキリスト教関連歴史文化遺産群ウェブサイト) トリップアドバイザー |