世界遺産をめぐる
~キリスト教関連の文化遺産を訪ねる~ 長崎キリシタン紀行
2018年に世界遺産として登録された、「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」。
12の構成資産のうち長崎市内に点在する3つの資産と、キリスト教関連のスポットを訪ねる1泊2日のコースです。
1日目は長崎駅・南山手エリアを、2日目はレンタカーで外海エリアにある出津・大野集落の潜伏キリシタン関連遺産群を訪れます。
※教会見学の前に。特集「教会巡り、見学のマナーと基礎知識」をご確認ください!
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- 所要時間
- 1泊2日
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- 交通手段
- 車、路面電車、徒歩
START
1日目
長崎駅
徒歩で約6分
1日目
カトリック中町教会
初代教会は、江戸時代から明治にかけてキリシタンが入れられた桜町牢跡での建設。
JR長崎駅に近く、巨大な尖塔がビルの谷間から見える白亜の美しい中町教会は、120年以上の歴史をもつ長崎を代表するカトリック教会です。
1945年8月9日、原爆投下により教会は外壁と尖塔だけを残して焼失しましたが、世界中からの献金や信徒たちの奉仕によって、1951年10月その外壁と尖塔をそのまま生かし再建。現在も教会北側の塀には被爆の跡があり、貴重な被爆遺構として長崎市に指定されています。
教会の祭壇中央には「ほほえみの十字架」像、敷地内には西坂の丘で殉教した「聖トマス西と15殉教者」の聖人像などがあり、長崎におけるカトリックの歴史を感じることができるでしょう。
住所 | 〒850-0055 長崎県長崎市中町1-13 | |
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電話番号 | 095-823-2484 | |
営業時間 | 7:45~17:00 (ミサの時間中は見学不可) | |
休日 | 無休 | |
料金 | 無料 ※献金箱にご寄付をお願いします |
徒歩で約6分
1日目
日本二十六聖人殉教地(西坂公園)
キリスト教弾圧の歴史を物語る聖人のレリーフと記念館が建つ丘
西坂公園はJR長崎駅東側、NHK長崎放送局横の坂道を上り徒歩約6分の小高い丘に位置します。
豊臣秀吉によるキリシタン禁止令により、1597年2月5日京阪地方へ伝導していたフランシスコ会宣教師6人と日本人信徒20人が処刑された丘です。キリストが十字架に架けられたゴルゴタの丘に似ていることから信者達がこの地を処刑の場に願い出たと言われており、二十六聖人の殉教以降も多くの人々がこの地で処刑されました。
2019年11月に第266代ローマ教皇・フランシスコが長崎を訪れた際、この地で祈りを唱えられたことでも知られています。かつての日本に、信仰の自由が奪われた時代があったという現実を踏まえ再び繰り返してはならない歴史に思いを巡らし、平和を願う場所へ出かけてみてはいかがでしょうか。
住所 | 〒850-0051 長崎県長崎市西坂町7-8(日本二十六聖人記念館) | |
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電話番号 | 095-822-6000(日本二十六聖人記念館) |
(敷地内)
1日目
日本二十六聖人記念館
ザビエル来日以降の日本のキリスト教の歴史文化を紹介した資料館
1597年2月5日、豊臣秀吉のキリシタン禁教令により日本で初めてキリシタン26人が処刑されました。殉教の地である「西坂の丘」に1962年、日本二十六聖人列聖100年を記念して建立された資料館で、世界的に知られるカトリック教徒の公式巡礼地です。
近年リニューアルされた記念館では、聖フランシスコ・ザビエルの渡来から明治時代までの日本のキリスト教の歴史、日本と南ヨーロッパとの出会いから生まれたキリシタン文化、二十六聖人をはじめとした殉教者のメッセージを紹介。『聖フランシスコ・ザビエル全書簡』や、踏み絵と同型の16世紀の「ピエタ」、潜伏キリシタンゆかりの絵画「雪のサンタ・マリア」やステンドグラスなどの貴重な展示資料と約3,000冊の専門図書があり、2階には建築家今井氏が手がけた特別展示室「栄光の間」があります。
住所 | 〒850-0051 長崎県長崎市西坂町7-8 | |
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電話番号 | 095-822-6000 | |
営業時間 | 9:00~17:00 | |
休日 | 12月31日~1月2日 | |
料金 | 大人 500円 中・高校生300円 小学生150円 ※団体料金(20名以上)・各種割引は公式サイトにてご確認ください |
徒歩で約5分、「長崎駅前駅」電停から路面電車で約4分、「出島」電停下車、徒歩で約12分
1日目
【ランチ】中華料理 四海樓
ちゃんぽん発祥の名店
四海樓初代店主・陳平順が考案した料理が「ちゃんぽん」のルーツ。誕生から120年を過ぎた今でも四海樓のちゃんぽんに魅せられる人は増えるばかり!長崎港を望む5階展望レストラン、2階のちゃんぽんミュージアムと、ちゃんぽんテーマパークとしても楽しめます。
住所 | 〒850-0921 長崎県長崎市松が枝町4-5 | |
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電話番号 | 095-822-1296 | |
営業時間 | 営業時間・店休日は変更となる場合がございますので、ご来店前にご確認ください。 |
徒歩で約5分
1日目
大浦天主堂
世界文化遺産「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」の構成資産のひとつ
幕末の開国後に長崎居留地に建設され、国内現存最古の教会として知られています。南山手グラバー通りに面して建ち、美しいステンドグラスが施されたゴシック様式の教会です。
1864年末に竣工した翌年3月、浦上の潜伏キリシタンが訪れ信仰を告白したことにより、世界の宗教史上にも類を見ない「信徒発見」の舞台となりました。建立直前に殉教した日本二十六聖人に捧げられた教会であり、天主堂の正面は殉教地である西坂に向けて建てられています。
また、2018年にユネスコの世界文化遺産に登録された「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」の構成資産のひとつとなっています。
住所 | 〒850-0931 長崎県長崎市南山手町5-3 | |
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電話番号 | 095-823-2628 | |
営業時間 | 【内覧時間】 通常/8:30~18:00(拝観受付・最終入館は17:30まで) 冬季(11月1日~2月末日)/8:30~17:30(拝観受付・最終入館は17:00まで) |
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料金 | 【拝観料】 大人1,000円、中高生400円、小学生300円 (障がい者)大人300円、中高生200円、小学生150円 ※団体割引あり(20名以上) ※拝観料には「大浦天主堂キリシタン博物館」の入場料を含みます。 |
(敷地内)
1日目
大浦天主堂キリシタン博物館
「信徒発見」の舞台で日本キリシタン史を学ぶ
大浦天主堂の敷地内にある国指定重要文化財の「旧羅典神学校」と長崎県指定有形文化財の「旧長崎大司教館」の施設からなる博物館。大浦天主堂の価値を深く知ることができ、「西洋との出会い」や「禁教期・潜伏期の歴史」、「信徒発見」に至る「日本キリシタン史」などを興味深く学べます。
住所 | 〒850-0931 長崎市南山手町5-3 | |
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電話番号 | 095-801-0707 | |
営業時間 | 8:30~18:00(大浦天主堂敷地内の入場受付は17:30まで) ※11月1日~2月末日は8:30~17:30(大浦天主堂敷地内の入場受付は17:00まで) |
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休日 | 12月31日~1月2日 |
徒歩で約1分
1日目
グラバー園
偉人たちも魅せられた長崎港の絶景を体感!
長崎港の大パノラマを見下ろす南山手の丘に位置し、異国情緒あふれる長崎屈指の人気観光スポットです。
国指定重要文化財の旧グラバー住宅・旧リンガー住宅・旧オルト住宅をメインに、市内に点在していた6つの明治期の洋館を移築し復元しています。居留地時代の面影を残す石畳や石段が、歴史や文化の香りを一層引き立てています。園内各所が花々で彩られており、いつどこを切り取っても絵になる空間ばかりです。
長崎市のランドマークである稲佐山を背景に長崎港を一望できる絶好のロケーションも自慢です。開港直後の偉人たちがこの絶景に魅せられたという話しも納得です。
住所 | 〒850-0931 長崎県長崎市南山手町8-1 | |
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電話番号 | 095-822-8223 | |
営業時間 | 8:00~18:00(通常期間) ※入園受付終了時間は、閉園の20分前となります ※夜間開園期間あり(詳細は公式Webサイトまたは下記をご確認ください) 夜間開園スケジュール ※貸切・天候等によりスケジュールは変更になる場合がございます。 ※最終入園受付はいずれも閉園時間の20分前となります。 (2024年度) 〇10月10日(木)~3月31日(月) 8:00~20:00(最終入園19:40) ※10/30(水)、10/31(木)、11/5(火)はのぞく。 上記日程は、通常開園8:00~18:00(最終入園17:40) |
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休日 | 年中無休 | |
料金 | 大人620円、高校生310円、小中学生180円 ※団体割引あり ※各種減免料金あり |
(敷地内)
1日目
グラバー園 自由亭喫茶室
海が見えるグラバー園内の喫茶室
長崎港を一望できるグラバー園内にある「自由亭喫茶室」。オランダ人の手で考案された、24時間かけて一滴ずつ抽出するダッチコーヒーは香り豊か。幕末に日本人シェフによるはじめての西洋料理レストランとしてオープンした「自由亭」の歴史を感じるレトロな建物も必見です。 庭園と長崎港を望むロケーションで、優雅なコーヒータイムはいかがでしょうか。
住所 | 〒850-0931 長崎県長崎市南山手町8-1 グラバー園内 | |
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電話番号 | 095-823-8770 | |
営業時間 | 9:30~17:15(O.S 16:45) | |
休日 | 無休 |
徒歩で約6分、「大浦天主堂」電停(5番)から路面電車で約11分、「浜町アーケード駅」電停下車、徒歩で約3分
1日目
【ディナー】吉宗お食事処 浜町本店
創業153年、受け継がれる伝統の味
全国で名が通る「元祖茶碗蒸し」の老舗。丼サイズのお碗に海と山の幸をふんだんに盛り込んだ茶碗蒸しと三色の蒸し寿司のセットは「夫婦蒸し」と呼ばれる定番メニュー。贈答用の茶碗蒸しや角煮も揃っています。木札を鳴らし来客を伝える昔ながらの乙な出迎えも嬉しくなります。
住所 | 〒850-0853 長崎県長崎市浜町8-9 | |
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電話番号 | 095-821-0001 | |
営業時間 | 11:00~21:00(L.O20:00) | |
休日 | 毎週月・火曜(祝日・繁忙期は除く) 1月1日、8月15日、12月31日 ※変更の場合がございます。公式サイトで新着情報もご確認ください。 |
移動
1日目
【宿泊】長崎市内に宿泊
移動
2日目
長崎駅
2日目は長崎駅周辺でレンタカーを借りて、キリスト教の文化が色濃く残る外海エリアへ!海の絶景も楽しめます!
詳しく学びたい方にはこちらもおすすめです。
「外海キリシタンガイド」
キリシタンの里・長崎市外海地区の潜伏キリシタンをはじめ キリスト教の歴史をご案内します。
コース:外海歴史民俗資料館~出津教会堂~ ド・ロ神父記念館
所要時間:1時間30分
実施日:土・日・祝日 ※平日は要予約
外海観光ガイドステーション(TEL:090-2713-5159)
車で約45分
2日目
黒崎教会
美しいステンドグラスと重厚感あるレンガ造りが印象的
黒崎教会は1897年にド・ロ神父の指導で敷地が造成され、1920年に完成しました。遠藤周作の小説『沈黙』の舞台となったことでも知られおり、教会が建つ場所からは青い海が眩しい角力灘(すもうなだ)を望むことができます。
聖堂は信徒が奉仕と犠牲の結晶として一つひとつ積み上げたレンガで造られています。平屋で桟瓦葺(さんかわらぶき)の簡素な構成が煉瓦の美しさを際立たせています。深い奥行を持つ内部はリブ・ヴォールト天井と呼ばれ、優しい光が透けて映えるステンドグラスが心に響きます。付属する鐘楼は隠れキリシタンの帰依を願って設置されたものです。
両手を広げて建つ聖マリア像が、訪れる人を優しく出迎えてくれる姿が印象的です。
住所 | 〒851-2324 長崎県長崎市上黒崎町26 | |
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営業時間 | 【内覧時間】9:00~17:00 ※但し①ミサ、冠婚葬祭時には不可の場合もあります。②閉まっている場合もあります。 |
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休日 | 特になし | |
料金 | 無料(※献金箱にご寄付をお願いします。) |
車で約3分
2日目
【ランチ・お土産】道の駅夕陽が丘そとめ
雄大な角力灘が一望できる夕日スポット
ランチは外海町の海を見下ろす道の駅で!雄大な角力灘(すもうなだ)を一望できるレストランでは、地元の食材をふんだんに使った家庭料理が味わえます。
道の駅「夕陽が丘そとめ」は、展望台雄大な角力灘(すもうなだ)に浮かぶ島々と出津文化村の素晴らしい景観や、晴れた日には五島列島を遠望することができる、絶景を満喫できるスポットです。特に、ここからの夕陽の眺めは長崎屈指の美しさといわれています。
物産館では、地域の旬の農林水産物、ド・ロ様そうめんなどの特産品や工芸品を販売。アイスやソフトクリームを販売しているテイクアウト館もあります。
住所 | 〒851-2327 長崎県長崎市東出津町149番地2 | |
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電話番号 | 0959-25-1430 | |
営業時間 | 物産販売所:(4~9月)9:00~19:00(10~3月)9:00~18:00 テイクアウト館:(4~9月)11:00~19:00(10~3月)11:00~18:00 レストラン:ランチ11:00~15:00(LO14:00)、ディナー(軽食に限る):(4~9月)15:00 ~19:00(LO18:30)(10~3月)15:00~18:00(LO17:30) |
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休日 | 物産販売所:1月1日~1月3日、テイクアウト館、レストランは無休 |
車で約3分
2日目
旧出津救助院
ド・ロ神父が困窮を極める村人達を救うため、私財を投じて設立した明治初期の授産・福祉施設
施設の一部は、貴重な明治初期の授産・福祉施設の遺構として国の重要文化財に指定されました。
外海に生涯を捧げ今なお人々に慕われるド・ロ神父の想いを紡ぐため、現在では施設見学のほか料理や農作業の体験活動が行われています。また、ド・ロ神父の故郷と同名のカフェレストラン「ヴォスロール」が併設されており、家庭料理や手作りパン、自家栽培のハーブティーなどを提供しています。
住所 | 〒851-2322 長崎県長崎市西出津町2696-1 | |
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電話番号 | 0959-25-1002 | |
営業時間 | 火~土曜日 9:00~17:00 日曜日、8月15日、11月7日、12月25日 11:00~17:00 ※最終受付 16:30 |
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休日 | 月曜日(祝日の場合は翌日)、12/29~1/3 | |
料金 | 大人400円 中高生250円 小学生以下200円 ※団体割引あり ※障がい者は上記料金より50円引き(障がい者手帳をご提示ください) |
徒歩で約1分
2日目
長崎市ド・ロ神父記念館
ド・ロ神父が貧しい人々の救済のために1885(明治18)年に建て、鰯網工場や学校…
1879年、外海(そとめ)地区の主任司祭として赴任してきた、フランス人宣教師マルコ・マリー・ド・ロ神父は、深い人類愛の精神とすばらしいフロンティア精神をもって、外海地方の社会福祉・土木・建築・医療・教育文化・産業などに奉仕しました。一度も母国へ帰ることなく、貧しい暮らしをしていた外海の人々の魂と肉体の救いのために、その生涯を捧げました。
記念館の建物は1885年にいわし網工場として、神父自ら設計、施工したもので、その後、保育所として使用されていました。木骨煉瓦造、平屋建てで、上屋に洋小屋組(キングポストトラス)の屋根を架けた明治時代の洋風建造物としては特異な建物です。2003年に旧出津救助院の一部として、国の重要文化財に指定されました。
内部には、神父がこの地で行った様々な事業に関する品物が展示されており、県指定文化財の彩色木版画「煉獄の霊魂の救い」などの資料や、手術用器材、大工・左官用具、ソーメン・マカロニ製造用具、メリヤス編機などが展示されてあります。宗教関連や医療、土木、建築、産業など、当時の様子を垣間見ることができます。
住所 | 〒851-2322 長崎県長崎市西出津町2633番地 | |
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電話番号 | 0959-25-1081 | |
営業時間 | 9:00~17:00 | |
休日 | 12月29日~1月3日 | |
料金 | 個人:一般310円/小中高生100円 長崎市外海歴史民俗資料館との共通入館料 ※団体割引あり |
徒歩で約5分
2日目 事前連絡必須
出津教会堂
生涯を外海に捧げたフランス人宣教師ド・ロ神父が建てた教会堂
1882年、フランス人宣教師マルク・マリー・ド・ロが自ら設計・指導した外海(そとめ)地区の出津集落の高台に建つ教会。1891年と1909年の増改築によってほぼ現在の姿が完成し、真っ白な外壁と2つの塔が印象的な外観となりました。
ド・ロ神父が村民の貧しい生活を改善するために私財を投じ、信者たちと力を合せて完成させた教会は、明治前期に建設された希少な初期教会堂の1つ。建造から2回の増築まで同じ神父が設計・施工した大変価値がある教会で、国の重要文化財に指定されています。
できるだけ多くの場所から見えるように小高い斜面に建てた教会堂は、角力灘(すもうなだ)の強風に耐えるため天井を低くしたレンガ造り瓦葺きの平屋建てで、外壁はレンガに白い漆喰(しっくい)を塗り、質素ながらも頑強な建物です。そして「アンジェラスの鐘」と搭上に立つ「マリア像」は神父がフランスから取り寄せたもので、今でも朝夕に美しい鐘の音を響かせ信徒たちの安らぎの場として地域を支えています。
敷地内には「ド・ロ神父」と歴代神父の片腕となった「パウロ・中村近蔵」の胸像があります。
※見学は、個人・団体を問わず事前連絡が必要です。
住所 | 〒851-2322 長崎県長崎市西出津町2633 | |
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電話番号 | 095-823-7650(長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産インフォメーションセンター) | |
営業時間 | 9:00~17:00(12:00~13:00を除く) ※ただし ①ミサ、冠婚葬祭時には不可の場合もあります。 ②閉まっている場合もあります。 【注意】 第1・第3日曜日はミサの執り行いのために10:00まで堂内見学はできません。また、見学をご希望の際は事前に連絡が必要です。 |
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料金 | 無料 ※献金箱にご寄付をお願いします |
車で約9分
2日目 事前連絡必須
大野教会堂
ド・ロ神父が建てた小さな巡回教会
外海(そとめ)地区の主任司祭として赴任してきたド・ロ神父が、1893年に私財を投じて建てた小さな巡回教会です。大野集落の26戸の信者の為に自ら設計し信者とともに建てたと伝わります。
石壁に瓦屋根といった民家のような建物で、特徴的なのがその外壁です。現地の玄武岩を積み上げ、漆喰モルタルで固めてつくられており、ド・ロ神父が考えた工法であることから地元では「ド・ロ壁」と呼ばれています。他にも、上部が半円アーチ形のレンガ造となっている側面の窓や、洋式小屋組など、随所にド・ロ神父の建築技法が見られます。
※見学は、個人・団体を問わず事前連絡が必要です。
住所 | 長崎県長崎市下大野町2619 | |
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電話番号 | 095-823-7650(長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産インフォメーションセンター) | |
営業時間 | 見学をご希望の場合は、長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産インフォメーションセンターへ要事前連絡 ※内部は非公開 |
徒歩すぐ
2日目
CAFE OZIMOC(カフェオジモック)
絶景を楽しめる古民家カフェでゆっくり休憩
小高い丘の上にある「CAFE OZIMOC(カフェオジモック)」。古民家をリノベーションした店舗は、石やレンガを使った外観や緑いっぱいの趣あるお庭が外海の雰囲気にぴったり!大きな窓の外に雄大な海と大空が広がり、大自然を感じながらゆったりとしたひと時を楽しめます。自家製スイーツや店主こだわりのコーヒーも人気!
住所 | 〒851-2427 長崎県長崎市下大野町2542 | |
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電話番号 | 050-7583-2734 | |
営業時間 | 11:00~17:00 | |
休日 | 火曜日~木曜日 |
車で約1時間(レンタカー返却)
2日目
長崎駅
GOAL
Google Mapの読み込みが1日の上限を超えた場合、正しく表示されない場合がございますので、ご了承ください