しあんばし 思案橋
「行こか戻ろか」と大いに思案した長崎随一の繁華街
花街である丸山に近い思案橋は、当時から地元客や諸国を往き来する人達の利用が多くありました。
そのため、土橋から木の橋へ、木の橋から屋根のついた木廊橋へ姿を変え、また元の木橋に戻ったりと幾度となく変転を重ねてきました。
行けば散財してしまう花街へ「行こうか戻ろうか・・・」と多くの人が思案したということが、この橋の名の由来と言われています。
現在は川が埋め立てられ整備された道路わきに、欄干の跡を残すのみとなった思案橋ですが、今でも多くの人で賑わいを見せる長崎を代表する歓楽街となっています。
基本情報
住所 | 長崎県長崎市油屋町、本石灰町(もとしっくいまち) |
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交通アクセス | 長崎駅前から路面電車(崇福寺行)で約12分、思案橋下車 |