ながさきてんじん まつのもりてんまんぐう 長崎天神 松森天満宮
菅原道真を祀る天満宮
諏訪神社、伊勢宮と共に長崎三社のひとつ、菅原道真を祀る天満宮で、江戸時代より学問の神様として長崎の人々に親しまれてきました。
1625年に今博多町に創建し、1656年に諏訪神社の跡地である現在の地へ移されました。
「松森」の社名は、当時ここに3本の松の木が生えていて、3つの木をあわせると森の字になることから命名されたと言われています。
今はその松の木はありませんが、境内には市指定天然記念物である、7本の大きなクスノキが群生しています。高さ約20~30m、幹回りは大きいもので約8mにもなり、四方約30mの美しい樹冠を作っています。また、天満宮ならではの梅の木も数多くあり、1月下旬から2月上旬まで美しい花を鑑賞できます。
外囲いの瑞垣(みずがき)の欄間(らんま)には、中世の職人風俗を彫刻彩色した30枚の板がはめこまれています。「職人尽(しょくにんづくし)」といい、県指定有形文化財となっています。図柄は菓子職人、船大工に製薬人などさまざまで、職人風俗の細かな描写は、歴史民俗資料としての価値とともに、 美術品としても高く評価されています。
境内には他にも神社や祠、江戸時代の正門や石橋などがあり、飼われている鶏たちと一緒にゆっくり散策も楽しめます。
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基本情報
住所 | 〒850-0006 長崎県長崎市上西山町4-3 |
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電話番号 | 095-822-7079 |
FAX番号 | 095-822-7099 |
交通アクセス | ・路面電車/「長崎駅前」電停から(蛍茶屋行き)に乗車「諏訪神社」電停下車、徒歩約5分 ・県営バス/KR長崎駅前東口バス停乗車(風頭町・諫早東厚町・矢上団地行き)乗車、「諏訪神社前」バス停下車、徒歩約5分 ・車/JR長崎駅前から約5分 |
リンクURL | 松森天満宮公式オフィシャルサイト 長崎市公式サイト 長崎市公式サイト |