へいふりざか ヘイフリ坂
名前の意味を誤解しがち?ヘイフリ坂
長崎には「ヘイフリ坂」と呼ばれる坂がいくつかあり、その中でも有名なのは寺町通りにある2本の坂。大音寺(だいおんじ)と皓台寺(こうだいじ)の間、長照寺(ちょうしょうじ)と延命寺(えんめいじ)の間の、いずれも風頭山頂へと続く坂道です。
1638年当時寺町周辺にあった諏訪神社の大鳥居(現在の二の鳥居)を造るため、風頭山から石材を切り出して山のふもとまで降ろす際、あまりにも石が大きく重いので、人夫達はどうしたものかと思い悩んでいました。その時1人の宰領が突然石の上に乗り、御幣(紙を切り細長い木に挟んで垂らした神祭用具)を振って励ましたことに由来するとも言われています。
つまり「幣振り坂」。違う意味に考えた人も多いのでは?
東本願寺脇を真っ直ぐに上る石段坂も同じ意味でヘイフリ坂と呼ばれ、映画『解夏』の冒頭やラストシーンにも出てきます。
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基本情報
住所 | 長崎県長崎市大音寺と晧台寺の間 |
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交通アクセス | ・路面電車/「長崎駅前」電停から(正覚寺下行き)に乗車し、「築町」電停でのりつぎ券をもらい下車。(蛍茶屋行き)にのりつぎ、「賑橋」電停まで約10分。「賑橋」電停から徒歩約10分 ・長崎・県営バス/「長崎駅前東口」バス停から中央橋方面(親和銀行前経由)行きに乗車し、「親和銀行前」バス停まで約7分。「親和銀行前」バス停から徒歩約10分 ・車/JR長崎駅前から約10分 |
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