おがわはたてん「ながさきはたしりょうかん」 小川凧店「長崎凧資料館」
年中行事として親しまれてきた凧資料館
長崎では凧(たこ)のことをハタと呼びます。小川凧店は伝統工芸として受け継がれてきたハタ造りの工具などを展示し、全て手作業の制作過程を見学できる作業場も併設している資料館です。
風頭、稲佐山、金比羅山に唐八景。長崎市街を取り囲む山々では今も春と秋に盛大に行われているハタ揚げ。
高く揚げることを競うだけではなく、ガラスの粉を麻糸に塗り付けたビードロヨマ(糸)を使って他のハタと掛け合い、相手のハタを切って遊ぶのが醍醐味です。どちらかというと子供より大人が夢中になる遊びとも言えるでしょう。参加しているおじいさんに目をやるとさすがに年季が入っていて、軽々と2~3枚のハタを落としてしまうので見ているだけでも十分に楽しめる行事です。
長崎凧(ながさきはた)とビードロヨマは、伝統的工芸品として長崎県の指定を受けています。
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基本情報
住所 | 〒850-0803 長崎県長崎市風頭町11-2 |
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電話番号 | 095-823-1928 |
営業時間 | 9:00~17:00 |
交通アクセス | ・JR長崎駅前東口からバスで約20分、風頭山下車約5分 ・JR長崎駅から車で約20分 |