しょうりんざん ほんれんじ 聖林山 本蓮寺
教会跡に建てられた勝海舟ゆかりの寺
1620年、大村の本経寺の僧・本瑞院日恵上人により開かれた日蓮宗の寺院です。
この地には、日本で最初のハンセン病の病院「サンラザロ病院」と「サンジョアン・バウチスタ教会」がありました。しかし、キリシタン禁止令により破壊され、その跡地に本蓮寺が建立されました。
敷地内には、南蛮井戸跡があり、教会時代の名残をとどめています。
また、幕末には、長崎海軍伝習所に入門した勝海舟が、本蓮寺境内の太乗院に4年間身を寄せていました。
かつて広大な敷地を誇ったこの寺は、晧台寺、大音寺と共に長崎三大寺といわれていましたが、原爆で焼失。現在の本堂は1955年に再建されました。昔は野母半島をも望む景勝地だったと言われています。
正面の日蓮上人像は、開山時、徳川秀忠公よりいただいたもので、元禄の大火や原爆の焼失を逃れ、今に残っています。
境内の墓地には、代々長崎代官をつとめた高木家墓地(市指定史跡)、長崎学の創始者古賀十二郎や長崎の南画家・三浦梧門の墓の他、江戸時代や幕末に活躍した人々の墓があります。
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基本情報
住所 | 〒850-0052 長崎県長崎市筑後町2-10 |
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電話番号 | 095-822-1652 |
FAX番号 | 095-820-5936 |
営業時間 | 7:00~18:00 |
休日 | 無休 |
料金 | 無料 |
交通アクセス | ・徒歩/「長崎駅前」電停及びバス停から約5分 ・車/長崎駅前から約3分 |
駐車場 | あり(7台) |
備考 | 南蛮井戸跡の見学ご希望の際は受付へお声がけください |
リンクURL | 聖林山 本蓮寺公式サイト |