亀山社中から歩いてすぐの視界が開けた空間に突如現れた大きなブーツ!このブロンズ製の「龍馬のぶーつ」は、亀山社中創設130周年を記念して、市民グループ「亀山社中ば活かす会」の呼びかけにより1995年に建立された、実際に履くことができる体験型オブジェです。
製作者は風頭公園に立つ「坂本龍馬之像」と同じく長崎出身の山崎和國氏。亀山社中の創設がわが国近代化の第1歩となったことから、長崎の歴史や文化をより深く理解してもらおうと願いをこめて、龍馬のトレードマークであるブーツを選んだそうです。
ポケットパークから望む長崎港や長崎の街並みは「長崎都市景観賞」を受賞するほどの絶景で、人気のフォトスポットとなっています!ブーツには靴を履いたまま足を入れることができるので、船の操舵輪を握りながら龍馬になったような気分を味わってみてはいかがですか。
また周囲には「亀山社中跡」や「若宮稲荷神社」、「坂本龍馬像」などの龍馬ゆかりのものが散在しています。寺町通りの禅林寺と深崇寺の間から亀山社中跡を経て風頭公園に至る石段のある坂道は「龍馬通り」と呼ばれ、長崎市の歴史探訪路になっています。
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