「新時代を生き抜く～地域医療の架け橋となれ薬剤師！～」という大会テーマを掲げ、出島メッセ長崎にて9月23日、24日の2日間で開催しました。ここ数年、新型コロナウイルスの影響でweb開催やハイブリッド方式の開催が続いていましたが、今回は対面のみで開催しました。多少の不安はありましたが、おかげさまで2,243名の大会参加者があり、大きなトラブルもなく無事終了できて本当に良かったです。当日は新幹線開業１周年記念イベントも同じ会場で開催され、非常に賑わいを感じました。参加者からも好評を得た大会とすることができました。
　また、懇親会についても、コロナ禍のため中止が続いていましたが、今回は開催することができました。他県の参加者と久しぶりの再会となり、大いに盛り上がりました。

　ここ数年web開催やハイブリッド方式の開催が続いていましたが、新型コロナウイルス感染症が2類相当から5類に引き下げられたこともあり、今回は対面での開催を決定しました。開催地の魅力を学術集会のコンセプトと結びつけ、その価値を広めることが会の魅力・集客力をさらに高める重要なポイントではないかと感じました。最近は学会をSNSでお知らせすることが主流となってきていますので、長崎の良さを知ってもらうため、本会は学会用のプロモーションビデオ（PV）を作成しました。学会用PVをYouTube、インスタグラムにて情報発信し、参加者が長崎に興味を持っていただくような取り組みをしました。このPVに関しては観光する時間が取れなかった参加者に対しても「長崎の良さ」を体感してもらうことができ大変好評でした。

　長崎は100年に一度という再開発を行っています。長崎駅周辺はより一層魅力あふれる場所になると思われます。今回、開催場である出島メッセ長崎は学会やイベントを主催するうえで最新鋭の設備や高速なWi-Fi機能を完備しています。駅からすぐの場所にあるため利便性や、ホテル、食事へのアクセス、観光地へのアプローチにも適した場所のため、他県から来られた参加者に好評でした。先述のとおり、長崎の魅力を集会のコンセプトと結びつけ、付加価値を高めることが大会参加者の満足度に繋がると思います。大会開催に際しては、長崎国際観光コンベンション協会のサポートが得られ、スムーズな運営の助けになりました。ぜひ相談されることをお勧めします。今大会の経験が今後主催される皆様への一助となれば幸いです。