一般社団法人 日本放射線看護学会第12回学術集会
長崎大学大学院医歯薬学総合研究科
吉田 浩二 氏
【開催期間】2023年9月9日~2023年9月10日
【会場】長崎大学医学部記念講堂・良順会館・ポンペ会館
【現地参加者数】約180名
今大会の感想をお聞かせください
吉田 浩二 氏
日本放射線看護学会第12回学術集会は、2023年9月9日(土)、10 日(日)に長崎大学医学部記念講堂・良順会館・ポンペ会館(長崎市坂本1-12-4)で開催いたしました。
本学術集会のテーマは「放射線看護の継承と創造~放射線看護専門看護師と描く未来~」とし、様々な企画を準備しました。4年ぶりの対面開催並びに地方での開催に加え、コロナ禍で対面でのイベントが少ない状況の中で、学会員以外への案内については大変悩むことになりましたが、結果として180名近くの方にご参加いただき、盛会のうちに終えることが出来ました。ご参加の皆様、また学術集会にご支援いただきました病院・企業様、学術集会の準備・運営にご協力いただきました皆様、長崎国際観光コンベンション協会の担当者様に感謝申し上げます。
今回の主な取り組みを教えてください
吉田 浩二 氏
本学術集会は、2022年4月に長崎開催が決定し、世間はコロナ感染やロシアのウクライナ侵攻など不安定な状況でした。そして、2022年は放射線看護にとって、放射線看護専門看護師が誕生するといった大きな年でした。
そのような中で今回は、専門看護師が誕生して初めての学術集会であったため専門看護師をアピールする場を設けました。また、プロローグとして長崎平和推進協会の交流証言者にご講演いただき、平和について考える機会を企画することができました。さらには、記念品として平和記念像や平和の象徴であるハトをモチーフにした手拭いを作成しました。被爆地長崎から放射線看護や平和の発信が行えたことをとても嬉しく思います。
今後、長崎での会議の誘致や開催を予定されている方にメッセージをお願いします
吉田 浩二 氏
大会長を務めるのは「運」を持っている人だと思っています。その「運」を大切にし、ご自身の理想の大会に向けて、主催者や運営事務局、仲間、そして一般社団法人長崎国際観光コンベンション協会等の関係者と連携することが成功の第一歩だと思います。