そうだ、長崎のとっておきの話をあの人この人に聞いてみよう。インタビューするのは長崎にゆかりのある、長崎愛に溢れた人たち。名づけて「NAGASAKI知る人VOICE」。あなたが想う、長崎のとっておきを教えてください!!
あなたの長崎愛、聞かせてください。インタビューしたのは…?
東島衣里
東島衣里
Eri Higashijima
ニッポン放送アナウンサー / 長崎市出身東京在住
1991年1月4日生まれ、長崎市出身。長崎県立長崎西高等学校を卒業後、学習院大学文学部日本語日本文学科へ進学。2013年、ニッポン放送入社。現在、「中川家 ザ・ラジオショー」(金曜 13:00〜15:30)、「サンドウィッチマン ザ・ラジオショーサタデー」(土曜 13:00〜15:00)ほかの番組を担当中。
Instagram:@higashijimaeri
ー東京への大学進学まで長崎市で過ごしていたんですよね?
父が佐世保市、母が長崎市出身で、私は生まれも育ちも長崎市です。暮らしていたのは小江原で、幼稚園から中学校までは北部・城山地区にある「聖マリア学院」に通っていました。市内について土地勘のある人であればイメージできると思いますが、ちょっとした山登りを楽しめるぐらい自然豊かな地区に自宅があったので、休みの日になると野山を駆けまわって遊ぶような活発な子だったと、両親から聞いています。
ちなみに、家のまわりに坂道が多かったので「自転車に乗りたい!」と思ったことがなく、自転車はいまでも乗りこなせません。長崎人あるあるかな。そういうことにしておきます(笑)
―学校にはどうやって通っていたんですか?
スクールバスに乗って毎日、山を下って学校に行き、学校が終わると山を上って帰るのが日常でしたね。当時はそれが当たり前のことだったので何も感じていませんでしたが、いま改めて振り返ってみると、“坂のまち長崎”ならではの経験だったんだなぁと思います。
長崎の日常を紹介するサイトはこちらから!
「長崎のふつうは世間のふしぎ」ー坂のまち長崎ー
―“PR大使”のようなご紹介、ありがとうございます。東島さん、ご家族との思い出が多そうですね。
長崎で暮らしたのが高校生までなので自然とそうなりますね(笑)。母との思い出だと、浜町にある和洋菓子店「梅月堂」で食べたシースクリームの味も忘れられないです。カスタードクリームを挟んだスポンジに生クリームを絞って、黄桃とパイナップルを乗せたケーキで、小学生の頃、バレエ教室の帰りに母と一緒に時々、食べに行ってました。
食べものつながりで話すと、家族みんなで食べに行った「雲龍亭」のひと口餃子の味も、「かにや」のおにぎりとおでんの味も、「季舟屋」で食べたお好み焼きの味も忘れられないですね。学校帰りにアミュプラザ長崎で「桃太呂」のぶたまんを買って友達と食べ歩きするのも日常のひとコマでした。
―高校は長崎西高等学校ですよね?
高校時代はバレエを続けながら、学校では放送部に入っていました。校内放送するのも楽しかったし、学校のイベントでは司会もやらせてもらいました。当時はアナウンサーになりたいという思いはなく、純粋に楽しいから放送部っていう感じでしたね。
放課後になると、当時まだできたばかりだった「みらい長崎 ココウォーク」や「長崎水辺の森公園」に行ってましたね。
―県外の人におすすめしたい長崎のポイントは?
“夏の長崎旅”をおすすめしたいです。長崎らしいカラッとした空気感をぜひ、多くの人に味わってほしい。私自身、小さい頃から家族と一緒に“夏の長崎”を満喫してきたので、外遊びの視点で長崎旅を楽しんでくれたら嬉しいなぁと思います。長崎の夏は本州に比べると日の入りが遅いので、夕方遅くまで目一杯楽しめるはず。
お盆シーズンの旅行を計画しているなら、毎年8月15日に行なわれる「精霊流し」をぜひ体験してみてください。街中に爆竹が鳴り響くのでビックリしちゃうはずです。
この記事の掲載って12月ですよね? 異論を挟む余地なく、冬の長崎もとっても素敵ですよ。「長崎ランタンフェスティバル」、私も大好きです。極彩色に染まる長崎市内をまち歩きしながら、屋台グルメやテイクアウトグルメを楽しんでくださいね。私がニッポン放送でパートナーを務めている「サンドウィッチマン ザ・ラジオショーサタデー」でも、サンドウィッチマンさん、「長崎グルメは最高です!」って太鼓判を押してくださったぐらいですから。