長崎のお魚グルメ特集-1

長崎のお魚グルメ特集 長崎のお魚グルメ特集

魚種の多さで全国第1位と言われる長崎。
その理由は、回遊魚の多い東シナ海に面し、三方が海に囲まれ、2つの海流が育むまさしく 「豊饒の海」だから。そんな好漁場だからこそ、漁獲量も全国有数の「魚のまち」なのです。

長崎の魚はやっぱりおいしい

魚のポテンシャルは、食べる瞬間にこそ改めて実感するもの。フグにハモ、鯨にアラ…。魚種が豊富に揃う、この地ならではのおいしい多様性。刺身で堪能するのはもちろん、お鍋や寿司、そしておでんに至るまで。
長崎での一番の贅沢は長崎の海の幸に翻弄されることなのかもしれません。美味しいを求めて、ひらりと長崎のまちを泳いでみて。

プリプリの食感が特徴!「トラフグ」

実はトラフグの養殖生産量が日本一の長崎県。日本の養殖トラフグ生産量のおよそ半分を占める日本一の産地です。ほんのりと飴色がかった身はプリプリとした食感が特徴。

割烹こじまでは、県下三大産地の一つ、戸石地区のトラフグに注目し、職人の目利きで選んだものを使用しています。この養殖フグのお陰で、通年に渡って高品質なおいしさに出会うことができます。
またここは、旬の地元素材をつかった“地産池消の料理”で人気の老舗割烹。夏季はハモやオコゼ、冬にはフグやアラ、さらには通年いただける鯨料理など、長崎近海で獲れた魚介を中心とした和のおいしさでもてなしてくれます。地酒や県産の焼酎も多数揃うので、最高の海の幸と一緒に長崎の味を嗜んで。


【割烹 こじま】
TEL:095-827-1696
長崎市銅座町14-14
営:11:30~14:00/17:00~22:00
休:不定休

古くから食べられていた長崎名物「くじら」

鯨は、縄文時代から長崎で食されていた記録が残っていて、長崎食文化に古くから紐づいている食材のひとつ。今でも鯨肉の個人消費量が全国一位という、なじみ深いものです。
また、工芸品や長崎くんちの演し物(鯨の潮吹き)でも関係あるものが多く見られます。

割烹とんぼは、長崎名物・鯨料理を心ゆくまで堪能させてくれる専門店です。部位によってさまざまな魅力を持つ鯨を、刺身やしゃぶしゃぶ、鯨カツといったバラエティあふれるメニューで楽しめます。もちろん、集いの場・宴席で活躍しそうな鍋やコース料理などもオススメ。県外からのゲストのおもてなしに利用するのもピッタリの店です。


【割烹 とんぼ】
TEL:095-820-8234
長崎市銅座町11-13
営:18:00~22:00(LO.21:30)
休:日曜日

鮮度抜群!長崎近海の地魚がオススメ「寿司」

大小多くの島々とリアス式海岸の入り組んだ地形の長崎は、海岸線から街までの距離がとにかく近い場所が多いのです。そのため、必然的に魚の鮮度が高く、もちろん寿司も当然おいしいというわけなのです。

タイチ寿司は軍艦島生まれの大将が、半世紀にわたって切り盛りしている寿司店。長崎近海で揚がったばかりの新鮮な魚介が自慢です。
オススメは、「白い鉄火巻」。豊富な魚種が獲れる長崎県ですが、マグロなどの赤身魚の水揚量は比較的少なく、ブリやハマチ、ヒラス(ヒラマサ)といった白身魚を芯にした「白い鉄火巻」が主流だったんだとか。今では多くの店が赤身の鉄火巻にシフトしていますが、ここではまだまだ健在。
大将が語る「軍艦島ガイド」もまた一興です。


【タイチ寿司】
TEL:095-826-2744
長崎市銅座町5-16
営:17:00~23:00
休:日曜日、年末年始
 

至福の食感に酔いしれる「アラ(クエ)」

日本本土最西端に位置する長崎の海は、世界中の魚の10%以上(※)が漁獲され、多くの回遊魚が産卵、生育のために集まる「魚のゆりかご」と言われる東シナ海に面した、世界でも稀な超優良漁場です。いわゆる高級魚のアラ(クエ)も、比較的手軽に味わえるのです。
※2005年世界の漁船漁業生産量より算出 ▶さしみシティより

銀鍋では、長崎で獲れる"幻の高級魚"アラ(クエ)を使った料理をぜひ。
11月頃から冬にかけてが旬です。同じハタ類の中でも美味とされ、捨てる部分がほとんどなく、刺身、鍋、煮つけ、唐揚げ、焼き物などさまざまな調理法で余すことなく食すことができます。こちらのメニューは、あらちりやあら煮、あら刺しなどが並ぶ「あらコース」で全7品。至福の食感をお楽しみください。
昭和28年創業の銀鍋は、老舗の伝統と現代的な要素を融合し生まれた創作和食を味わえるお店です。


【銀鍋】
TEL:095-821-8213
長崎市銅座町7-11
営:11:30~14:00(L.O)/17:00~20:00(L.O)
休:月曜日、お盆、年末年始

何種類もの魚介が乗った「海鮮丼」

東シナ海に面した長崎は世界でみても超優良漁場、また複雑な海岸線が多い長崎の先端にある野母崎エリアは、深くえぐられた入江で絶好の漁港。種類豊富な魚介を、鮮度の高い状態で味わうのにぴったりの場所です。

一水かなは奥まった場所に店舗を構えながら、県外からも客足が絶えない漁師直営のお店。野母崎漁港が近くにあります。ここでは、店主が朝4時に釣ってきた魚を使用している、100%野母崎!の海鮮丼がいただけます。値段も800円と破格のお値段で、毎日海鮮丼の内容が変わるというから、いかにも地元のお店らしい。噂を聞きつけてたくさんの人が訪れるので、事前の予約がおすすめです。


【一水かな】
TEL:095-893-2525
長崎市野母町3626
営:11:00~14:00/18:00~22:00
休:月曜日

あごだしと練りものの深い味わい「おでん」

長崎のおでんは、長崎名産のあご(九州では「あご」と呼ばれるトビウオ)からとるだし「あごだし」スープと、蒲鉾などの練りものが多くネタとして使用されているのが特徴です。特にスープの上品な甘さ、練りものにじわりとしみこみ深みが増した味わいがたまりません。
魚が旨いと、当然「練りもの」もおいしい。長崎は、日本一蒲鉾店が多いとも言われています。「蒲鉾=かんぼこ」と呼ばれ、当地グルメの一つ。冬はやっぱりおでんを推します。

桃若はおでんの老舗。鍋いっぱいのネタの中にも、練りもの・蒲鉾メニューがたくさん! 庶民的な味わいは、ホッとゆったり楽しめる"まちのおでん屋さん"にはピッタリです。ダシがしっかりとしみこんだおでんにかじりつき、そして一献クイッと傾ける。この店でしか味わうことのできない、どこか懐かしくてかけがえのないひとときをどうぞ。


【桃若】
TEL:095-823-3392
長崎市本石灰町3-1
営:18:00~24:00
休:日曜日、祝日

各お店の場所はコチラ

Google Mapの読み込みが1日の上限を超えた場合、正しく表示されない場合がございますので、ご了承ください

share

市民に聞いたとっておきの長崎

次に読みたい特集記事

当サイトでは、利便性の向上と利用状況の解析、広告配信のためにCookieを使用しています。サイトを閲覧いただく際には、Cookieの使用に同意いただく必要があります。詳細はクッキーポリシーをご確認ください。
ページトップへ