そこは、まるで日常に居るような心地いい空間でした。
長崎の下町を感じる細い通りを抜けた先に、hotel&cafe ksnowki(くすのき)があります。
建物の入り口で、笑顔が素敵なオーナーが出迎えてくれました。
ここは、かつてオーナーの高祖父が、銭湯「楠木湯」を営んでいた場所でホテル名の由来ともなっているそう。1Fのcafeスペースには、ところどころで当時の面影を感じることができます。
大きな2面の窓の外には広いバルコニーが。
早速出てみると、路面電車の走る音と近所の人々の生活音がリズムよく聞こえてきました。
民家の屋根とその上に張り巡らされた電線のある風景がやけに落ち着き、しばし、ボォーッとその空気感に身を委ねて街並みを眺めてみます。
夜は月を見ながら、ここでお酒を飲みたいな。
部屋でまったりした後は、夕食をとりに近くの繁華街へ繰り出します。
ぶらぶらと散策しながら何を食べようか迷っているとふと目に入った提灯が気になり、お店を覗いてみました。
串揚げ屋さんだ!ここに入ってみよう。
カウンターに座って、フードメニューが無いことに気付く。
どうやら、お客さんがSTOPをかけるまでお任せで串揚げが出てくるスタイル。
長崎産の食材を使った創作串揚げは、味も見た目も◎
次は何が揚がってくるのか、考えながら待つ時間も楽しい。
お腹いっぱいで大満足。「すみません!STOPで!」
COLUMN
まだ時間も早いので、もう少しまちを歩いてみることにしました。
思案橋のネオンに惹かれ横道に入ると、遠くから歩いてくる行列が。
長崎くんちの練習風景に遭遇しました!
予期せぬ出会いがあるのもまち歩きのおもしろいところ。
COLUMN
もってこーい!!秋の大祭の「長崎くんち」
長崎くんちは、1634年から続く長崎諏訪神社の秋季大祭です。
夏ごろから各踊町の練習が始まり、本番に向けて次第に町全体が活気ずいていきます。
◆毎年10月7日・8日・9日に開催
甘いものは別腹ということで、カフェに立ち寄ってみることに。
せっかくなので、カステラを使ったオリジナルパフェを注文
おしゃれな空間の中で、美味しいお茶とスイーツをいただきながらまったりとした夜の時間を過ごします。
ブループリント長崎
〒850-0841 長崎県長崎市銅座町14-4THE DOUZA BLDG.ビル
TEL:095-825-3360
ホテルに戻ると、すぐにパジャマに着替えてリラックスモードに。
早速、お酒とおつまみを片手にバルコニーに出てみると、きれいに輝く月が見えました。
翌朝、朝食に向かったのは「珈琲冨士男」
レトロな雰囲気が漂うこのお店で、名物のエッグサンドをほおばりながら今日のプランを考えます。
さあ、今日も一日楽しもう!
珈琲冨士男
〒850-0831 長崎県長崎市鍛冶屋町2−12
TEL:095-822-1625
〜長崎を、暮らすように旅をする。〜