
長崎の蒲鉾について
長崎は海に囲まれており、日本でも屈指の水産県として知られています。
水揚げされた魚はその日に加工してすり身にされたあと、加工工場に持ち込まれ、蒲鉾屋やスーパー等に卸されていくので「魚」を取り扱う飲食店も多く、新鮮なさしみや海鮮料理は長崎ならでは!そんな、海からの距離が近い長崎。実は日本一蒲鉾屋さんが多いと言われています。水産県ならではの美味しい地魚を使った蒲鉾のことを長崎の人は”かんぼこ”と呼んでいます。
高タンパク質で低脂肪、低カロリー!更に弾力があるのが長崎のかんぼこ。長崎名物「長崎おでん」はあごだしスープで煮込んでいて、様々な種類のかんぼこが入ってるのが特徴です。
木村蒲鉾について
木村蒲鉾は昭和43年、長崎市清水町にて創業。平成12年に新工場・事務所を長崎市京泊へ新設移転され全国に発送できるようになりました。
長崎で水揚げされた新鮮で豊富な魚を、同じエリア内にある西日本でも大変珍しい「すり身加工専門工場」から仕入れることで、輸送に時間がかからないため、新鮮なまま加工できるのが美味しい理由のひとつです。
丁寧に作られる「かんぼこ」は素朴だからこそ誤魔化せないので味が最大限に引き出されています。
そんな木村蒲鉾さんで「かんぼこ作り体験」ができると聞き、今回体験させていただきました!
いざ、工場見学&かんぼこ作り体験!
工場に到着し、今回担当していただく岡本さんから「かんぼこ」のレクチャーを受け、手洗い・衛生衣に着替えいざ工場へ!
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この大きなふくろが魚のすり身。すり身工場が近くにあるので「新鮮」なすり身が直接搬入されるのが木村蒲鉾さんのかんぼこが美味しい理由のひとつ。
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「すり身を石臼で練り上げる」と事前に説明は聞いていたのですが、本当にぱっと見てわかる「石臼」でびっくり。きめ細かであの“弾力”になる秘密はここにもあります。
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ここから体験!まずは岡本さんによる形成のお手本です。やわらかい生地をまとめるのは難しいそうです。
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地域連携チーム坂井さんが体験!
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ふわふわした感触でやはり形を整えるのは難しそうです…
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形成されたかんぼこは一晩掛けて低温で熟成します。(通常販売されている商品)季節、日によって温度管理が違うので、ここは職人さんの腕次第。
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休ませたことで、ふわふわのかんぼこはこんなに弾力がでました。
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フライヤーで揚げていきます。良い香りが漂っています。
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特別に試食させていただきました!
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あつあつで食感はまだふわふわの状態です。ここでしか味わえない贅沢な体験です。
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揚げている際、穴が開いてしまったり商品にできないものも。こちらは直売所で購入できるようになっています!美味しい商品をお得に購入できる素敵なシステムです。
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一番美味しい状態で商品毎に選別、梱包され全国へ送り出されていきます。
自分で作った「かんぼこ」を実食
工場にて成形したかんぼこは通常は寝かせるところそのまま揚げてもらい、実食!先程食べさせてもらった商品より更にふわっとしていてこちらも美味しい。でも自分で作ったものはより美味しく感じますよね。
木村蒲鉾の商品は直売所で購入できます!
工場の向かいにある「きむらや」で実際に購入できます。パン屋さんのように好きなかんぼこを選べるのは初体験。かんぼこを挟んだハンバーガーも!
パウチされた商品の購入、もちろん商品の発送も可能です。先程工場で見学させてもらった商品にならないかんぼこもこちらでお得に購入できます。ついつい目移りして色々食べたくなっちゃいました。

編集部のトクです。
長崎の蒲鉾「かんぼこ」が新鮮で美味しい理由が工場見学を通してよく分かりました。
長崎魚市の新鮮な魚が水揚げされ、その日のうちに加工した高品質のすり身が輸送時間も最短で木村蒲鉾さんにすぐ入る。この土地だからできる長崎ならではの「かんぼこ」です。
実は長崎以外(関西圏)に卸されているほうが多いようで、知らない間に木村蒲鉾さんのかんぼこを食べているかもしれません。
工場見学のご予約はこちらから
事前にご確認ください
※工場見学&かんぼこづくり体験は事前のご予約が必要です。ご予約可能人数は2名~最大10名まで。
参加費:5,000円(税込)/1名
体験可能時間 10:00~13:00まで
定休日 日曜・水曜・祝日
予約締切 2週間前までにお願いします。
予約方法 下記フォーム またはお電話 080-5285-7520

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