夜景だけじゃない!「稲佐山」の楽しみ方
長崎の夜景鑑賞スポットとして人気の稲佐山ですが、夜景以外にも見どころがたくさんあります!
昼間なら気軽なトレッキングにも最適。日中の明るい時間だからこそ見える絶景や楽しみ方など、稲佐山の新たな一面をご紹介します。
歩いても約1時間!東京タワーと同じ標高333mを歩いて登ろう
稲佐山の山頂展望台までの交通手段と言えばロープウェイや車をイメージするかと思いますが、実は歩いて登ることもできます。
標高は東京タワーと同じ333mで道も舗装されており、登山初心者や軽装備でも気軽なトレッキングを楽しめます。長崎稲佐山ロープウェイ淵神社駅付近にある「長崎市もみじ谷葬斎場」の奥に稲佐山登山道の入口があります。登山道を登っていけば山頂までは約1時間で到着!観光にちょっとしたアクティビティとしてトレッキングを組み込んでみてはどうでしょうか。
体力的な不安はロープウェイで解決!
往路があれば復路もあるのが山登り。チャレンジしてみたいけど、体力的に不安があるという人にも優しいのが稲佐山!帰りはロープウェイを利用するのもおすすめです。
360度クリアな視界が広がる斬新なフォルムのゴンドラにのって登ってきた道を見下ろしながら空中散歩。到着する淵神社駅には無料駐車場も完備されています。
COLUMN
スロープカーでショートカット!?
稲佐山中腹駐車場から山頂まではスロープカーも運行しています。この区間は急な登り階段なので、上を走るスロープカーを利用して徒歩とは違った景色を楽しみながら山頂を目指すのもおすすめ!
明るいからこそ見える!昼の展望台からの眺望
稲佐山の展望台からの絶景は夜景だけではありません!昼は長崎の街を一望でき、天気が良い日は五島列島、雲仙、天草まで見渡すことができます。
長崎の世界遺産にも認定されている旧グラバー住宅や大浦天主堂、軍艦島や第三船渠なども展望台にある望遠鏡を使って探してみてください。
沈む夕日にマジックアワー!夜景も見れて二度おいしい時間帯
遠くまで見渡せる昼間の景色も素晴らしいですが、展望台の西側に沈む夕日も負けてはいません。東シナ海の大海原と空が幻想的に染まるマジックアワーは必見!
日没後は夜景が映える市街地を見下ろせるエリアへ急いで移動。ロープウェイの待ち時間や山頂駐車場の利用制限を回避して、ひと足先に夜景鑑賞スペースを確保できればふたつの絶景を効率的に観ることができます。
運が良ければ見えるかも!早朝の幻想的な雲海
稲佐山にはあまり知られていない絶景がもうひとつあります。それは早朝の雲海。気温や湿度、風の強さなど一定の気象条件がそろったときにしか観ることができないため、観光客にとって運任せになってしまいますが、早起きをして山頂に行けば稲佐山の新たな一面に出会えるかもしれません。
ランチやディナーで楽しむ稲佐山
稲佐山展望台の2階に2021年にオープンした「稲佐山レストランITADAKI」では長崎の街並みや夜景を見下ろしながら、長崎で採れた食材を使った美食が堪能できます。
長崎県産の鮮魚、雲仙活き活きポーク、長崎和牛など地の食材のふんだんに使ったコースメニューや、稲佐山トルコライスや五島うどんを使ったパスタなどご当地メニューをアレンジした遊びごころある一品もメニューに並び、ランチやディナー、家族や友人、恋人となど様々なシーンで利用することができます。
展望台だけじゃない稲佐山公園
稲佐山を満喫するアプリ「INASAなび」
駐車場の混雑状況やスロープカーやロープウェイの運行状況のチェック、「稲佐山レストランITADAKI」の予約やレジャーグッズのレンタル予約、「稲佐山平和祈念音楽祭」をはじめ、各種イベントやワークショップのチケット購入ができます!
COLUMN
稲佐山をより楽しむイベントを開催!
稲佐山公園では、スロープカーの線路に沿って設置されている通常立ち入り禁止の点検用通路(通称「キャットウォーク」)をスタッフ同行のもと特別に歩いて登る企画など、定期的に子供も大人も楽しめるようなイベントを実施してます。