【令和3年度】ランタンフェスティバルに関する調査
ランタンフェスティバルに関する調査では、国内市場に対して、長崎ランタンフェスティバルの認知度や参加経験・参加意欲度と、観光での長崎市への来訪目的として関係があるかについてアンケート調査を実施しました。
調査概要
調査時期 | 2022年2月 |
調査パネル | 楽天インサイト |
サンプル数 | 国内1,000人(国内15歳以上男女) |
ランタンフェスティバルに関する調査結果概要
長崎ランタンフェスティバルの参加経験・参加意向|
• 参加経験・参加意向は全体で2割程度(6位/15祭中)。認知層では4割と高いが、非認知層では1割以下に止まる。認知度による参加意欲の差が顕著であり、周知の重要性がうかがえる。
• 年代別では参加経験・意欲が高いのは男女別では女性、特にF2層、地域別では九州地方で高い。
「お祭り」に実際の参加や行きたいと思うきっかけとなった情報源|
• 「テレビ」が7割。F1層は「SNS」の利用も多い。
旅先を決める際の「お祭り」の重要度|
• およそ半数が重視するが、非常に重視するのは全体の1割弱。認知層や参加経験層は特に重視する傾向が強い。
長崎ランタンフェスティバルの認知度(知っている・知らない)|
• 認知度は4割程度。旧正月のイベントであることの認知度は16%に止まるなど時期の周知が十分ではない。
• 地域別では九州での認知度が8割以上と高く認知が進んでいる一方、関東圏などは平均を10ポイント程度下回るなど地域差が大きい。男女・年代別ではF1層の認知度が高い。
長崎ランタンフェスティバルへの参加意向|
• 約6割が参加の意向。認知層では8割、参加経験層は9割と平均を上回る意欲がみられる。
• 地域別では「九州」、男女・年代別では「F1層」の参加意向が高い。リピーターや若い女性の関心が高い。
長崎ランタンフェスティバルへの参加経験|
• 参加経験者は6.5%。九州では38.5%が参加経験がある。認知層のうち16.8%が参加経験あり。
観光での長崎市への来訪目的と長崎ランタンフェスティバルの関係|
• 約8割がランタンフェスティバルを目的に長崎へ来訪するなど、イベントそのものが目的化している。
令和3年度のWEBプロモーションの効果|
• 広告又は動画を視聴した回答者は10.5%。視聴者の約7割が「長崎に行きたくなった」と回答するなど一定の効果がみられた。
(考察:参考)
• 全国的な知名度のある祭りの中でランタンフ ェス テ ィバルの参加・参加意欲は15祭中6位。
• 特に認知層(知っている人)の参加意欲は平均の2倍程度と、周知の重要性がうかがえる。
• 認知度を地域別でみると九州が高い一方、関東圏など九州以外での認知度が低い。
• 実際の参加者の8割がランタンフェスティバル自体が旅の目的となっていることから誘客コンテンツとしての重要性は高い。
• 今回のWEBプロモーションによる効果も一定確認できたことから、今後更なる戦略的なプロモーションが重要であるといえる。