2021年9月 マンスリーレポート
長崎の観光の「いま」をお知らせする「DMO NAGASAKI MONTHLY REPORT」を公開。ヤフー・データソリューションDS.INSIGHTの移動情報データや検索データをもとに、長崎市への訪問客の推移と興味・関心が確認できます。
詳しくはファイルダウンロードのPDFよりご確認ください。
概要
夏休み明けの反動で訪問客数は減少するも、野母崎恐竜パークの効果も見え始めるなど明るい兆し。
検索行動から推察すると、来月以降は訪問客増加の可能性。
・例年通り(コロナ禍の昨年は除く)、夏休み帰省が一段落した9月の県外訪問客は、8月に比べ大幅に落ち込み、特に関東などの大都市圏からの訪問客数が先月に比べ50%以上の減少となった。
・一方で九州圏内は▲20%台と比較的緩やかで遠距離の大都市圏と比べ影響が少なかった。前年同月比では17%減少しているが、昨年度は東京を除く地域でGoToトラベル期間中であったこととに加え、今年は緊急事態宣言下であったことが主要因として考えられる。なお、東京からの訪問は29%増となっている。
・主要観光スポット・エリア別の県内外訪問客では、長崎市南部地区(野母崎地区)が唯一、前年同月と先月を上回った。これは9月13日にオープンした「長埼のもざき恐竜パーク」のこども広場の影響が考えられ、10月29日の全面開業の期待が高まる。
・検索行動においても先月に比べ16%程度増加。緊急事態宣言解除や民間各社のワクチン接種者キャンペーンなど“ウィズコロナ観光”本格化の報道などによる旅行マインドの活性化が示唆され、過去の動向から推察すると10月以降の訪問客数は増加に転じる可能性があるといえる。
マンスリートピック(今月の注目データ)
ソーシャルリスニング調査結果 (海外からみた長崎のイメージ)
DMO NAGASAKIでは、長崎市の観光ブランディング・マーケティング戦略立案にあたり、世界のHPやSNS上での投稿などを分析することで、国・地域(言語)別での長崎市のイメージなどを把握する「ソーシャルリスニング調査」を実施しました。
MONTHLY REPORT9月号では同調査結果をもとに、言語別に長崎市のイメージについて分析を行ってみます。