龍馬ゆかりの地、長崎
坂本龍馬好き必見!幕末の足あとを辿る
歴史上の人物の中でも絶大な人気を誇る坂本龍馬。
龍馬が初めて長崎を訪れたのは、龍馬が30歳の時のことでした。龍馬の足跡と功績はここ長崎にもたくさん残されています。龍馬ゆかりの地をたっぷりと巡りましょう!
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- 所要時間
- 1泊2日
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- 交通手段
- 徒歩
START
1日目
長崎駅
徒歩で約15分
1日目
福済寺
長崎の街を見守る『万国霊廟長崎観音』が特徴的な寺院
龍馬が海舟とともに、約40日間滞在したお寺。このお寺の境内で龍馬と海舟が相撲をとったというエピソードもあります。
巨大な観音像がシンボルの福済寺。興福寺、聖福寺、崇福寺の「三福寺」とあわせて「長崎四福寺」とよばれる、黄檗宗(おうばくしゅう)の由緒あるお寺です。長崎の唐寺のなかでも大きな寺院であったといわれ、戦前には現在の国宝にあたる特別保護建築物に指定されていました。
しかし、長崎に投下された原爆により焼失。現在では、原爆被災者と戦没者の冥福を祈って建てられた「万国霊廟長崎観音(ばんこくれいびょうながさきかんのん)」が、長崎の街を静かに見渡しています。
住所 | 〒850-0052 長崎県長崎市筑後町2番56号 | |
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電話番号 | 095-823-2663 | |
営業時間 | 8:00~17:00 | |
料金 | 無料 |
徒歩で約5分
1日目
万寿山 聖福寺
黄檗宗(おうばくしゅう)寺院で長崎四福寺の一つ
日本に黄檗宗(おうばくしゅう)を伝えた隠元禅師の孫弟子、鉄心道胖禅師により創建された聖福寺。大雄宝殿・天王殿・鐘楼・山門が国指定重要文化財に、石門・梵鐘・惜字亭(せきじてい)・黄檗三禅師次韻(おうばくさんぜんじじいん)が長崎市指定有形文化財に指定されています。
聖福寺方丈は、幕末に紀州藩と坂本龍馬率いる土佐藩(海援隊)との「いろは丸事件」の会談が行われた場所と言われています。そのことから、2020年に有志により「坂本龍馬像」が寄贈されました。これは坂本龍馬ファンには見逃せないところです。
住所 | 長崎県長崎市玉園町3-77 | |
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電話番号 | 095-823-0282 | |
営業時間 | 9:00~17:00 | |
料金 | 拝観自由 |
徒歩で約10分
1日目
長崎歴史文化博物館
五感をつかって学ぼう!近世長崎の海外交流の歴史と文化
龍馬もたびたび訪れた長崎奉行所跡に建てられた、ユニークな体験型博物館。
海舟との旅では調査のために訪問しました。現在の奉行所の階段と石段の一部は当時のものとか。長崎奉行所という歴史的な建物を、江戸時代に置かれていた長崎諏訪の杜に復元し展示しています。
博物館のテーマは「近世長崎の海外交流史」。約400年に及ぶ海外交流の歴史を物語る約81,000点もの貴重な歴史的資料や美術工芸品、古文書を収蔵・展示し、「長崎学」の研究拠点となっています。
住所 | 〒850-0007 長崎県長崎市立山1-1-1 | |
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電話番号 | 095-818-8366 | |
営業時間 | 【開館時間】※最終入館はいずれも30分前 4月~11月 8:30~19:00 12月~3月 8:30~18:00 【レストラン銀嶺】 10:30 ~21:00(L.O.19:00) |
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休日 | 第1・第3月曜日 ※展示替え作業のため展示室を閉室する場合があります |
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料金 | 【常設展】大人 630円 小中高生 310円 ※企画展は別途料金要 ※団体料金・各種割引は公式サイトにてご確認ください |
1日目
【ランチ】銅八銭
映画のロケ地にもなった名店でランチはいかが?
アンティークな雰囲気と昭和のロマンの香りが漂う素敵な店内。長崎グルメの「トルコライス」や「ミルクセーキ」がいただけます。カウンター席でゆったりとランチの時間を楽しんでください。
住所 | 〒850-0054 長崎県長崎市上町6-7 | |
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電話番号 | 095-827-3971 | |
営業時間 | 11:00~21:00 |
徒歩で約18分
1日目
若宮稲荷神社
竹ン芸で有名な、龍馬や幕末の志士が参拝した勤皇神社
江戸時代に創建された古いお宮ですが「若宮様」と親しまれ、民謡「長崎七不思議」にも歌われる若宮稲荷神社。「稲荷大神」は楠木正成の守護神と言われており、龍馬をはじめ、楠木正成を尊敬する幕末の志士達が参拝していたため「勤皇稲荷」とも呼ばれています。
拝殿の横に立つ「坂本龍馬の像」は風頭公園の「坂本龍馬之像」の原型で、2009年亀山社中跡から移設されたもの。亀山社中の一層の発展を願って制作者山崎和國氏から寄贈されました。
住所 | 〒850-0802 長崎県長崎市伊良林2-10-2 | |
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電話番号 | 095-822-5270 | |
休日 | 無休 | |
料金 | 無料 |
徒歩で約4分
1日目
長崎市亀山社中記念館
坂本龍馬が結成した日本初カンパニー「亀山社中」跡に建つ記念館
「亀山社中」は、1865年薩摩藩や長崎の豪商・小曽根家の援助を受けて、坂本龍馬とその同志20数人により結成された「日本初の商社」兼「私設海軍」です。貿易会社と政治組織を兼ねた「亀山社中」は、徳川幕府の倒幕を目的とした活動を行うとともに、グラバー商会と銃器の取引を開始し、藩に武器を卸す商業活動や物資の輸送や航海訓練なども行いました。
記念館には龍馬のブーツのレプリカやピストル、書簡の写し、亀山社中の志士達の写真などゆかりの品々が展示されており、全国から龍馬ファンが訪れる人気のスポットです。名誉館長は龍馬の大ファンである俳優の武田鉄矢さんが務めています。
また近くには、ボランティア「亀山社中ば活かす会」が運営する「亀山社中資料展示場」もあります。
住所 | 〒850-0802 長崎県長崎市伊良林2-7-24 | |
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電話番号 | 095-823-3400 | |
営業時間 | 9:00~17:00(最終入館は16:45) | |
休日 | 無休 | |
料金 | 大人310円 高校生200円 小・中学生150円 ※団体料金(15名以上)大人250円 高校生160円 小・中学生120円 ※各種減免料金は下記を確認ください |
徒歩で約1分
1日目
龍馬のぶーつ像
ぶーつを履き、舵輪に手をかけ、龍馬や海援隊士の気分を体験!
亀山社中から歩いてすぐの視界が開けた空間に突如現れた大きなブーツ!このブロンズ製の「龍馬のぶーつ」は、亀山社中創設130周年を記念して、市民グループ「亀山社中ば活かす会」の呼びかけにより1995年に建立された、実際に履くことができる体験型オブジェです。
製作者は風頭公園に立つ「坂本龍馬之像」と同じく長崎出身の山崎和國氏。亀山社中の創設がわが国近代化の第1歩となったことから、長崎の歴史や文化をより深く理解してもらおうと願いをこめて、龍馬のトレードマークであるブーツを選んだそうです。
住所 | 〒850-0802 長崎県長崎市伊良林 | |
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電話番号 | 095-823-3400(亀山社中記念館) |
徒歩すぐ
1日目
龍馬通り
龍馬が歩いた幕末時代の息吹を感じる長崎歴史探訪路
寺町通りの深崇寺と禅林寺の間から、龍馬ゆかりの地・亀山社中跡を経て、風頭公園へ至る石段まじりの坂道。坂本龍馬をはじめとした亀山社中の同志達が、どこへ行くにもこの通りを上り下りしていたという道筋は、現在「龍馬通り」と呼ばれ地域の人々に親しまれています。
道の途中には長崎市が設置した海援隊メンバーの説明板や、「亀山社中ば活かす会」の皆さんが手作りされたユニークな案内板があり、所々に休み石が置かれ、風景や花木をゆっくりと眺められるように配慮されています。
住所 | 長崎県長崎市寺町~長崎市風頭町 |
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徒歩で約5分
1日目
坂本龍馬之像(風頭公園)
威風堂々と長崎港を見下ろして立つ、風頭公園のシンボル
袴姿で力強く腕組みをし、家伝の長刀「吉行」を携え、ブーツを履いた左足は台座からはみ出し、威風堂々とし立つ姿は、龍馬の自由奔放で枠にとらわれない人物像を表現していると言われています。
標高151.9mの風頭山の山頂から長崎の未来を見据える、全身像約3.2m、龍馬本人に酷似していると評判のブロンズ像は、長崎市在住の彫刻家・山崎和國氏によって制作されたもの。「龍馬の銅像建つうで会(現:長崎龍馬会)」が龍馬の心と功績を知ってもらいたいと全国に呼びかけ、賛同した有志からの募金によって1989年(平成元年)5月21日に建てられました。龍馬の後ろでは「二曳(にびき)」と呼ばれる海援隊の隊旗がはためいています。
住所 | 〒850-0802 長崎県長崎市伊良林3-510-6(風頭公園内) | |
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電話番号 | 095-829-1184(長崎市地域整備2課) |
移動
1日目
【宿泊】長崎市内に宿泊
移動
2日目
大浦天主堂
世界文化遺産「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」の構成資産のひとつ
幕末の開国後に長崎居留地に建設され、国内現存最古の教会として知られています。南山手グラバー通りに面して建ち、美しいステンドグラスが施されたゴシック様式の教会です。
1864年末に竣工した翌年3月、浦上の潜伏キリシタンが訪れ信仰を告白したことにより、世界の宗教史上にも類を見ない「信徒発見」の舞台となりました。建立直前に殉教した日本二十六聖人に捧げられた教会であり、天主堂の正面は殉教地である西坂に向けて建てられています。
住所 | 〒850-0931 長崎県長崎市南山手町5-3 | |
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電話番号 | 095-823-2628 | |
営業時間 | 【内覧時間】 通常/8:30~18:00(拝観受付・最終入館は17:30まで) 冬季(11月1日~2月末日)/8:30~17:30(拝観受付・最終入館は17:00まで) |
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料金 | 【拝観料】 大人1,000円、中高生400円、小学生300円 (障がい者)大人300円、中高生200円、小学生150円 ※団体割引あり(20名以上) ※拝観料には「大浦天主堂キリシタン博物館」の入場料を含みます。 |
徒歩で約1分
2日目
グラバー園
偉人たちも魅せられた長崎港の絶景を体感!
龍馬と親交が深かったトーマス・グラバーの邸宅、旧グラバー住宅、旧リンガー住宅・旧オルト住宅をメインに、市内に点在していた6つの明治期の洋館を移築し復元している、異国情緒あふれる長崎屈指の人気観光スポットです。長崎港の大パノラマを見下ろす南山手の丘に位置し、居留地時代の面影を残す石畳や石段が、歴史や文化の香りを一層引き立てています。園内各所が花々で彩られており、いつどこを切り取っても絵になる空間ばかり。
長崎市のランドマークである稲佐山を背景に長崎港を一望できる絶好のロケーションも自慢。開港直後の偉人たちがこの絶景に魅せられたという話しも納得です。
住所 | 〒850-0931 長崎県長崎市南山手町8-1 | |
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電話番号 | 095-822-8223 | |
営業時間 | 8:00~18:00(通常期間) ※入園受付終了時間は、閉園の20分前となります ※夜間開園期間あり(詳細は公式Webサイトまたは下記をご確認ください) 夜間開園スケジュール ※貸切・天候等によりスケジュールは変更になる場合がございます。 ※最終入園受付はいずれも閉園時間の20分前となります。 (2024年度) 〇10月10日(木)~3月31日(月) 8:00~20:00(最終入園19:40) ※10/30(水)、10/31(木)、11/5(火)はのぞく。 上記日程は、通常開園8:00~18:00(最終入園17:40) |
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休日 | 年中無休 | |
料金 | 大人620円、高校生310円、小中学生180円 ※団体割引あり ※各種減免料金あり |
徒歩で約30分
2日目
【ランチ】史跡料亭 花月
幕末から国際人の社交場として文人墨客に愛されてきた史跡料亭
花月は1818年、長崎の丸山遊郭の老舗であった引田屋(ひけたや)の庭園内に、茶屋として造られたのが始まりです。
丸山は幕末から明治の激動の時代に活躍した国際人の社交場であり、頼山陽(らいさんよう)などの文人墨客も数多く訪れ、詩文・版画などにも紹介されてきました。
坂本龍馬がつけた刀傷の跡が床柱に残る「竜の間」や、タイル貼りの床に和風の格天井、中国の様式を取り入れた窓がある和洋折衷の日本初の洋間「春雨の間」、勝海舟が愛した日本庭園も一望できる「月の間」など、今なお当時の姿を残しています。
住所 | 〒850-0902 長崎県長崎市丸山町2-1 | |
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電話番号 | 095-822-0191 | |
営業時間 | 12:00~15:00(L.O.13:00) 18:00~22:00(L.O.19:00) ※前日までに要予約 |
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休日 | 不定休(主に火曜日) |
徒歩で約20分
2日目
出島
19世紀初めへタイムスリップ!国指定史跡「出島和蘭商館跡」
龍馬も貿易のためによく出入りしていたといわれる「出島」。徳川幕府の命により築造された人工の島です。1636年に完成し約200年もの間、わが国で唯一西欧に開かれた窓として日本の近代化に大きな役割を果たしてきました。
現在は江戸時代の生活を模した部屋や発掘調査で出土した資料などが展示されているほか、明治時代から残る洋館での食事、四季折々のイベントも楽しめ、長崎を代表する観光拠点として人気を集めています。
門番などに扮した歴史スタッフが案内するガイドツアーに参加したり、着物をレンタルしてレトロな街並みをバックに写真を撮ったりと、粋な気分を味わえます。
住所 | 〒850-0862 長崎県長崎市出島町6-1 | |
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電話番号 | 095-821-7200 | |
営業時間 | 通常8:00~21:00 ※最終入場20分前まで | |
休日 | 年中無休 | |
料金 | 大人520円、高校生200円、小中学生100円 ※団体割引あり ※ 障がい者手帳(身体障がい者手帳・療育手帳・精神障がい者保健福祉手帳)保持者及び介護者1名は減免があります。(市内在住)無料(市外在住)半額 |
徒歩で約5分
2日目
長崎出島ワーフ
長崎港や稲佐山を一望できリゾート気分を味わえる人気のベイサイド
日蘭交流400周年を記念して2000年に長崎港ベイエリアにオープンした複合商業施設「長崎出島ワーフ」。海や夜景を見ながらリゾート気分を味わえるスポットです!
海沿いの2階建ての建物に、バラエティに富んだレストランやバーが並んでいます。地元の新鮮な海鮮グルメを味わえる店や、坂本龍馬のラテアートが人気のカフェなど、おしゃれで個性的なお店がいっぱい!開放的なテラスで潮風を感じながらの食事や、刻々と色を変える港の景色をゆっくり楽しむことができます。天気の良い日はジョギングやペットとの散歩にもピッタリ。
デッキからは女神大橋や稲佐山を一望でき、夜には港や停泊する帆船がライトアップされ、ロマンティックなデートスポットに変身します。
住所 | 〒850-0862 長崎県長崎市出島町1-1-109 | |
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電話番号 | 095-828-3939 | |
営業時間 | 詳細につきましては各店舗に直接お問い合わせください | |
休日 | 詳細につきましては各店舗に直接お問い合わせください |
徒歩で約5分
2日目
復元帆船 観光丸
勝海舟が学んだ長崎海軍伝習所の練習船として使用された日本初の蒸気帆船。龍馬も海舟と共に乗船したそう。クルーズでは、船ガイドによる港町長崎の風景やジャイアント・カンチレバークレーン、小菅修船場跡などの世界文化遺産の説明を聞きながら、長崎港めぐりを楽しめます。
徒歩で約15分
2日目
長崎駅
GOAL
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