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おおのきょうかいどう【バリアフリー】大野教会堂

　

長崎市外海町の出津教会から車で10分ほど北上した海を見下ろす傾斜地に建つ大野教会。出津教会と同じくド・ロ神父が施工しました。 1893年(明治26)にこの集落の人々の為に建てられました。建設当時この部落には26個ほどの信者がいたといわれています。当時から神父は常駐せず、出津教会から定期的に巡回する形で運営されていました。平屋の瓦葺で外観は「ド・ロ壁」とよばれ、地元でとれた「玄武岩」(げんぶがん・大野地区でとれる石で地元では男石と言われ、非常に硬い石)を使用した石積の壁になっています。平成20年に国指定の重要文化財になっています。世界遺産暫定一覧表へ登録された「長崎の教会群とキリスト教関連遺産」の一つです。現在、教会は特別な場合以外には使用されず、普段は施錠されているので内部の見学は出来ません。教会の手前に5段ほどの階段があり介助が必要です。

スライドショーで見る

エリア: 外海・琴海エリア（世界遺産教会群・夕日など）

カテゴリー: 観光

バリアフリー情報

駐車場
バリアフリー駐車場
フラット
スロープ設置
自動ドア
車いす対応エレベーター
バリアフリートイレ
オストメイトトイレ
おむつ交換台-大人用-
ベビーケア設備（おむつ交換台）
ベビーケア設備（授乳スペース及びおむつ交換台あり）
ベビーケア設備（授乳スペースのみあり）
ベビーカー貸出
車いす貸出 -手動-
車いす貸出 -電動-
音声ガイダンス
電光掲示板
盲導犬対応無し
AED設置

バリアフリー施設情報

車でお越しの方は、大野教会堂から徒歩5分ほどの場所にある大野町駐車場＜長崎市大野町16＞に駐車してください。
駐車場にはバリアフリートイレがあります。

調査員のおすすめポイント

当時の建築技法を間近に見ることができます！

建設から120年が経っていますが、しっかりとした「ド・ロ壁」の外観が残っています。
地元で採れる「玄武岩」を水平に割った石材を積み上げ、接着させるために赤土を水にとき石灰と砂を混ぜたものを使用しています。
また、アーチの部分にはレンガを使用し、微妙な造りが石壁と相成っています。
ド・ロ神父の建築技法を間近でみることのできる大野教会。こうした石壁造りの教会は珍しく、国の重要文化財に指定されています。
現在は年間に１回（毎年10月）にミサが行われています。

基本情報

住所	〒851-2427　長崎県長崎市下大野町2642
電話番号	0959-25-0012
営業時間	見学の際には事前に予約をしてください。見学時間 9:00～17:00 （※ミサ・葬儀等の教会行事の際には、見学はできません。）
料金	入館料／無料
交通アクセス	【路線バス】長崎バス「桜の里ターミナル（大瀬戸・板の浦）」行に乗車し終点まで。同バス停からさいかい交通「大瀬戸・板の浦」行に乗り換え、「大野」バス停で下車。徒歩約10分。【自動車】JR長崎駅前から約50分。
駐車場	お車でお越しの際は大野町駐車場＜長崎市大野町16＞をご利用ください。（大野教会堂まで徒歩5分）
備考	※予約などのご案内については上記ホームページをご覧ください。
リンクURL	http://kyoukaigun.jp/visit/detail.php?id=9

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